2023/03/15
GPT-4, The Mist, break
やったこと
- タイガーブック、型検査の実装
- 『ミスト』を観た
ForExp とかの escape ってなんだと思ったら次の章で扱うっぽくて、とりあえず無視で良さそう。
型検査を実装していて、 break 式の検査に困った。
問題は break が for 文と while 文のボディ以外で出現してはいけない、かつ、 break の入れ子を検査すること。
解決策としては、前者は
- for, while 以外での trans_exp を呼ぶ直前で exp が break でないことを確認する
- trans_exp の引数になんの exp から呼ばれたかを含める ← まじで最悪そうだ
ここで、 for, while でのボディで break が現われるのは break 単体か ; で式を区切った式 (列化)。 なので後者の解決策は
- seq_exp のチェックに break が 1 つ以下しかないかの検査を含める
ある人は環境にループのチェックのための要素を追加していたけど、これは break の出現位置の検査をするのに良い方法だと思うが、break の入れ子は検査できているのか分からない。 解決策が掴めてきた。 環境になんらかしらの break の検査のための要素を追加するのがベストな気がする。
『ミスト』を観た (⚠️ 以下、ネタバレ注意!)。
諌山創先生が影響を受けたみたいなことを言っていたんだけど、思った以上に影響を受けてそうだった。
外に得体の知れない人間を食う化け物がいて、人間が壁を築いて抵抗するが基本的には人間が圧倒的不利で絶望的な状況、それにもかかわらず人間同士で争いが発生する構図は、たしかに進撃の巨人の前半と似ている。
緊急時のみ照明を点灯させるという作戦が、逆に未知の昆虫の怪物を集めることになってしまうシーンは、人間がパニック状態で指揮系統が崩壊して全体として危機に対応できないでいる様子や緊急時の前は (未知のものに対して) 適切な対処をすることが難しくてむしろ結果的に最悪の結果を招く対処を考えてしまうところが、残酷な現実とリアリティを感じる。
さらに普段は「変な人」と言われて煙たがられていた宗教家のような人が、パニック状態では現実を納得できるように説明して生贄などの分かりやすい解決策を示してくれるため、影響力を徐々に増して「普通の常識人」だったはずの人々が信じ始めるのは、人間の目を背けることのできない本質を見せられたようでホラーだった。
また、宗教や思想は人の倫理観や善悪の判断の根本にあり、今まで仲間だと思って行動してきた人物のそれを一瞬で覆される様子には大きな哀しさと絶望がある。
やっぱり一番怖いのは人間。
(⚠️ ネタバレ終わり)
思ったこと
今日は GPT-4 の話題で持ち切りだった気がする。
僕は GPT-4 がなんなのか全く分からないんだけど、色々な人の反応を見ていると「実は産業や社会構造を変えるような瞬間に立ち会っているのかも」と感じてきた。
特に IT エンジニアの需要がどう変わるのかは割と喫緊の問題だと思う。
僕が高専に入ってからは IT エンジニアは需要が高くて、しかもそれなりのスキルと知識が必要な専門職のため、圧倒的人材不足だった (そういう雰囲気を感じていた) 。
そのため就職に関してはそんなに不安が無かったが、今後どうなっていくのか少し心配にはなった。
今日の英会話
なし。