2023/02/21
人類の栄光と苦労の到達した運命
やったこと
- テスト全て終了
- 『西部戦線異常なし』を観た
テストが無事に全部終わった! 最高すぎる! 結果が出るまでの 1 週間は何も考えずにやりたいことをして過ごす。 進路のことは結果が出てから考えればいい。
『西部戦線異常なし』を観た (⚠️ 以下にネタバレを含むかもしれません) 。
日本での出来事ではなく、第一次大戦の西部戦線の話なので一歩引いた視点で見ることができて良かった。
映像としてはどのシーンもきれいで見入ってしまった。
英雄になるのだと意気込んで歌を歌いながら前線に向かっていった少年たちが、一夜で塹壕への砲撃によって気がおかしくなってしまったり、動けなくなってしまったりする姿から塹壕戦の恐しさが伝わってきた。
兵士が駒のように扱われて集団自殺のような突撃によって大量に死んでいくのにもかかわらず、塹壕は膠着したまま戦争が終わらない悲惨すぎる状況。
この状況を打開するために戦車や火炎放射器、毒ガスなどの近代兵器が登場したが、それらを使った戦場の様子はさらに悲惨で地獄のようになっていく。
特に戦車が兵士はもちろん塹壕さえも踏み潰して前進する様子は、今までの兵士の死を嘲笑うかのようで恐ろしさと儚さを感じさせる。
この映画を観て、映像の世紀で聞いたチャーチルの言葉を思い出した。
戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。 アレキサンダーやシーザー、ナポレオンが兵士と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。 そんなことはもうなくなった。 これからの英雄は、安全で静かで物憂い事務室にいて、書記官達に取り囲まれて座る。 一方、何千という兵士達が電話一本で機械の力によって殺され、息の根を止められる。 これから先に起こる戦争は、女性や子供、一般市民全体を殺すことになるだろう。 やがてそれぞれの国には、大規模で限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを生み出すことになる。 人類ははじめて自分たちを絶滅させることのできる道具を手に入れた。 これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後に到達した運命である。
思ったこと
戦争映画に限らないが、歴史を扱った映画はおもしろいけれど、知識があるとより楽しめるのかもしれない。 歴史は中学と高専の授業でやった内容を少し覚えているだけなので、詳しく知りたい気持ちはある。
今日の英会話
バイデンが戦場のキーウに電撃訪問した話。
3 日ぶりにやったら読むスピードや理解度が落ちていて、毎日英会話しないとすぐに衰えていくと思った。