最近二度 Mac のセットアップをして、毎回結構時間が取られるので dotfiles を作りました。1 回目で作らなかったことを後悔しました。以下、Mac が手元に来たらやること。
目次
Homebrew のインストール
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
dotfiles のインストール
git clone して、install.sh
を実行します。ここで環境に必要なパッケージを brew でインストールして、dotfiles たちのシンボリックリンクを貼っています。ついでに vim の undo で使うディレクトリを作成します。
その後、vim を開いて :PluginInstall
で必要なプラグインを入れます。
JIS 配列の対応
dotfiles は JIS 配列のキーボードを US 配列ぽく使うことを想定していて、Mac のキーボード設定で US 配列に変更後、karabiner で _ (international1)にチルダ(grave_accent_and_tilde)を割り当てています。キーボードの設定を変えてもなぜか左側のキーが JIS 配列のままだったので、CapsLock と Ctrl をそれぞれ Ctrl, Esc にリマップしています。
YubiKey を使う
gpg-suite がインストールされているため、YubiKey に焼いてある鍵を使えます。
公開鍵サーバや Keybase から公開鍵をインポートして、YubiKey を PC に挿した状態で gpg --card-status
を実行することでキーチェーンが YubiKey を認識します。その後、GPG Keychain で自分の鍵の信用を Ultimate にします。
GitHub を使う
~/.gitconfig.local
を作成して、
[user]
name = [user_name]
email = [user_email]
signingkey = [fingerprint]
↑ を書き込みます。
GitHub でアクセストークンを生成して、初めのコミットで入力します。
Go を使う
GOPATH を設定します。
export GOPATH=~/go
export PATH="$GOPATH/bin:$PATH"
goimports をインストールします。
$ go install golang.org/x/tools/cmd/goimports@latest
.vimrc
で vim-goimports がインストールされるため、:w
でフォーマットが走るようになります。
Git の補完
.zshrc
に必要な設定が以下のようにあるので、~/.zsh
下に git-completion.zsh (_git にリネーム) と git-completion.bash を置きます。
fpath=(~/.zsh $fpath)
autoload -U compinit
compinit -u
おわり
Mac のセットアップと言ってもターミナルと vim の設定ファイルを持ってくるだけだと思ってはじめは dotfiles を作りませんでしたが、JIS 配列のキーを変えたり YubiKey を使えるようにしたり、やることが多くなってきたので dotfiles を作りました。多少は管理とセットアップが楽になったかと思います。